せどりとは転売とは。よく知らないという人にもわかりやすく違いを解説

こんにちは哲也です。


今回はせどりというビジネスを全く知らない方にも

簡単に理解できるように解説していこうと思います。

 

まずせどりについて。

 

せどりという言葉になじみがない人もいると思います。

Googleで【せどり 語原】と調べるとWikipediaにはせどり(競取り、糶取り)とは、『同業者の中間に立って品物を取り次ぎ、その手数料を取ること。また、それを業とする人(三省堂 大辞林より)』を指すが、一般的には古本用語を元にした「掘り出し物を第三者に販売して利ざやを稼ぐ」商行為を指す言葉。

と出てきます。

余談ですが私が読んだ小説ビブリア古書堂の事件手帖では

せどりとは中古の本に背表紙を見て価値がある本なら買いとる。

背表紙を見て取るからせどりだという解説がされていました。

いずれにしても中古本の売買が語源である説が有力そうです。


この解説を読んで転売と一緒ではないのか?

と感じた人はあまりいないと思います。

ただしやっている行為、工程を見てみると転売そのものです。

せどりという言葉ではなく転売と言ったほうが

わかりやすいと感じる人もいるかもしれませんし

せどり=転売であることは間違いありません。


ではなぜ私が転売ではなくせどりと表現しているのか。

 


理由1:中古本から始めたから。

理由の一つとして私がせどりを始めたジャンルが中古本であるからです。

せどりの語原のであると思われる中古本の売買から私は始めました。

ゆえに当時の私としては中古本の転売をやっているという意識よりも

せどりをしているという認識でした。

今では中古本に以外にもありとあらゆる商品を扱っていますが。

今でもせどりをやっているという意識はあります。

 

理由2:転売という表現が近年悪いイメージがついてしまったから

チケット転売をはじめとしたプレミアがついた商品を、

あるいは意図的にプレミア商品にして利益をとるという人が

多く出てきてしまいしばしニュースになっています。

現在ではチケットの転売目的での購入は

法律で禁止する法案が可決されまして、

正式に違法な行為とされる見込みですが

(2019年6月14日から施行されるという。)

やはりそれまでにニュースになっていた

人気アーティストのチケット転売、中国人などによる

人気ブランド・メーカの限定品の買い占め等により、

転売という表現が近年悪いイメージがついてしまいました。

当然私が取り扱っている商品にチケットや人気ブランド・メーカの

限定品を買い占めて同一の商品を大量に売るということはしていません。

転売という行為そのものが違法であるわけもありません。

(※ただし古物商は取っておきましょう)


理由3:安く買って高く売るという原則とは異なっているため

 

理由2で述べた悪いイメージがついてしまった転売屋についてですが
たまにニュースになります転売目的での人気アーティストのチケット購入や

人気ブランド・メーカの限定品の買い占め等により

転売は私が学んで実践してきたせどりとは大きく異なっていると

感じています。

せどりの原則は【安く買って高く売るという】ものです。

安く買うのが原則だから店員さんに異常なまでの値下げ交渉をする

という事でもないですし、

高く売るのが原則だから買値の何十倍の値を付けるのが

正しいわけでもありません。

あくまで売る場所、買う場所による価格差によって生じる利ざやで

稼ぐというのが原則です。

ニュースになるイメージの悪い転売は

定価で買ってプレミア値段で売るという行為ばかりです。

これでは得するのは転売者のみであり

他の人たちは利を得ているとは言えないでしょう。

安く買って高く売るという

本質とは大きく異なっていることをしている

転売者がいるというのも転売という言葉をあまり使いたくない理由です。


せどりも転売もやっていることは同じではありますが

その内容やイメージに違いがついてしまった以上

私はせどりという言葉を使用していこうと思います。

 


非常にシンプルなビジネス。

 

せどりというビジネスで難しい事や新しくや覚えないといけない事は

多くありません。

基本的にやらないといけない工程は3~4です。

仕入れ・検品(主に中古)・出品・配送

のみとなります。

一番知識や経験が必要になってくるのは仕入れです。

残りの工程は一度経験してしまえば後は

流れ作業のようにこなしていくだけなので

誰がやってもほぼ同じパフォーマンスが得られます。

余談になりますが誰かに手伝ってもらったり、

人を雇おうと考えている場合はまずは検品以降の作業から

やってもらうようにすればいいと思います。

ですのでせどりはビジネスとしては非常に簡単でシンプルなので

参入障壁も低いといえます。

 


どこで売るのか(Amazon、ヤフオク、メルカリ)

 

せどりは物販でありながらインターネットビジネス

という言い方もされる理由は、

売り場がオンラインであるからだと思います。

主にAmazon、ヤフオクで私は販売しています。

最近はメルカリというフリマアプリも出てきて

メルカリなら利用したことがあるという方もいると思います。

これらの企業はすでにブランドイメージや信頼が確立されていて

アクセスも膨大なので

仕入れさえうまくいけばあとは売れるのを待つだけ

というせどらーにとては非常に便利な売り場となっています。

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